何を伝えるための資料か
バフェットコードが開発チームの採用のために公開しているカルチャーデックです。全16ページしかありません。
ほかの採用資料が40ページから80ページあるなかで、16ページは際立って短い部類です。中扉を置かず、会社の説明を5ページで終えて、残りをチームの話に使っています。
カルチャーデックの表紙
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」1ページ目「カルチャーデックの表紙」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p1 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:表紙 図版の型:なし 配色:青 # 読み取った作り - 多角形の面を敷く:青い多角形を組み合わせた背景を全面に敷き、左上へ白文字で2行の題を置いています。写真もイラストも使っていません。 - 似顔絵を右下に1つ:右下へ社名の由来になった人物の似顔絵を丸く切って置いています。図版は似顔絵だけで、下に URL を1行添えています。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
青い多角形を組み合わせた背景を全面に敷き、左上へ白文字で2行の題を置いています。写真もイラストも使っていません。右下には社名の由来になった人物の似顔絵を丸く切って置き、下に URL を1行添えています。
表紙の図版は1つで足ります。多角形のような抽象の背景なら、被写体の説明が要りません。1つだけ置く図版は、社名や事業と結び付くものを選んでください。
全体の作り
16ページのうち中扉は0枚です。全ページが同じ型で、章という単位を持ちません。
上端の帯を全ページで同じにする
どのページも上端に青いグラデーションの帯があり、そこへ見出しを白文字で入れます。帯の高さも文字の大きさも、16ページとも同じです。中扉を置かない代わりに、帯の中の見出しが章名の役をしています。ページ数が少ないので、目次を見返さなくても話の位置が分かります。
箇条書きを2階層で通す
図版のあるページは5枚だけで、残りは箇条書きです。どのページも番号付きの項目と、その下の白丸という2階層で組んであります。階層を3つ以上にしていないので、字下げの深さを数える必要がありません。項目ごとの行数も揃えてあり、どれかが重く見えることがありません。
色を足すのは1か所だけ
本文は黒と青です。赤が出てくるのは、会社の位置づけを言い切る1行だけです。色数を増やさずに、1ページに1か所だけ赤を置くという決め方をしています。16ページを通して赤は数えるほどしか出てきません。
短さそのものを設計にする
会社の説明は5ページ、チームの話が7ページ、選考と発信が3ページという配分です。事業の説明を最小限にして、読み手が知りたいチームの話へ早く入ります。読み手はすでに求人を見てから開いています。会社の概要を長く書いても、先に読んだ情報と重なります。
会社の説明は5ページで終える
会社の位置づけ
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」3ページ目「会社の位置づけ」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p3 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:ミッション 図版の型:なし 配色:青 # 読み取った作り - 2行を矢印でつなぐ:上に解決したい対象、下に自社の位置づけを置き、間へ下向きの三角を1つ入れています。文章2つの関係を矢印だけで示しています。 - 下の1行を赤にする:上の2行は青、下の1行は赤です。同じ画面で色を変えるのは1か所だけで、結論の側に赤を当てています。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
上に解決したい対象、下に自社の位置づけを置き、間へ下向きの三角を1つ入れています。文章2つの関係を矢印だけで示した形です。上の2行は青、下の1行は赤です。同じ画面で色を変えるのは1か所だけで、結論の側に赤を当てています。
文章と文章の関係を図にしたいときは、矢印1本で足ります。箱で囲うと、囲みの大きさや位置という別の情報が入ります。色を変えるのは、読ませたいほうの1つだけにしてください。
収録データの規模
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」4ページ目「収録データの規模」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p4 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:競合優位性 図版の型:並列 配色:青 # 読み取った作り - 6つの箱を2段3列に:国内企業・スタートアップ・業界分類・上場企業・米国収録企業・収録資料数の6つを、同じ大きさの箱で2段3列に並べています。 - 数字を単位より大きく:各箱の中で数値を大きく、単位と注記を小さくしています。桁の並びが先に目へ入り、単位はあとから読まれます。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
国内企業・スタートアップ・業界分類・上場企業・米国収録企業・収録資料数の6つを、同じ大きさの箱で2段3列に並べています。各箱の中では数値を大きく、単位と注記を小さくしています。桁の並びが先に目へ入り、単位はあとから読まれます。
数字を並べるページでは、箱の大きさを揃えてください。1つだけ大きくすると順位が付きます。
順位を付けたくないなら、6つとも同じ大きさにして、数値と単位の大小だけで読ませます。
データが届くまでの構成
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」5ページ目「データが届くまでの構成」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p5 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:技術構成 図版の型:フロー図 配色:カラフル # 読み取った作り - 破線で範囲を囲う:AWS の範囲を大きな破線で囲い、内側にサービスのアイコンを置いています。自社が持つ範囲と外の世界が線で分かれます。 - 矢印を2色で分ける:太い水色の矢印をデータの流れ、細い黒の矢印を起動の合図に当てています。凡例を右下に1行だけ置いています。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
AWS の範囲を大きな破線で囲い、内側にサービスのアイコンを置いています。自社が持つ範囲と外の世界が線で分かれます。太い水色の矢印をデータの流れ、細い黒の矢印を起動の合図に当て、凡例を右下に1行だけ置いています。
構成図で矢印が2種類の意味を持つなら、太さと色の両方を変えてください。片方だけだと、印刷して白黒になったときに区別が消えます。凡例は1行で済むところに置きます。
創業からの経緯
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」6ページ目「創業からの経緯」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p6 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:沿革 図版の型:棒グラフ 配色:青 # 読み取った作り - 年を箇条書きで並べる:2017年から2025年までを年ごとの箇条書きで並べ、下の階層に補足を1行か2行ずつ付けています。図にしていません。 - 右に画面と活動量:右側へ当時のサービス画面と、コミット数の推移グラフを小さく置いています。本文の年と並べて、量の変化を添えています。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
2017年から2025年までを年ごとの箇条書きで並べ、下の階層に補足を1行か2行ずつ付けています。図にはしていません。右側へは当時のサービス画面と、コミット数の推移グラフを小さく置いています。本文の年と並べて、量の変化を添えた形です。
沿革を年表の図にしなくてもかまいません。年が9つ程度なら、箇条書きのほうが速く作れて速く読めます。図にする代わりに、当時の画面や活動量のグラフを右へ小さく添えると、文章だけより手応えが出ます。
導入している企業
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」9ページ目「導入している企業」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p9 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:導入事例 図版の型:並列 配色:モノトーン # 読み取った作り - ロゴを4段5列に:企業のロゴを同じ高さに揃えて4段5列で並べています。順位も分類も付けず、数と顔ぶれだけを見せています。 - 注記を右下に2行:一部を抜粋していることと、データの時点を右下へ小さく2行で書いています。数の解釈を誤らせない書き方です。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
企業のロゴを同じ高さに揃えて4段5列で並べています。順位も分類も付けず、数と顔ぶれだけを見せています。右下には、一部を抜粋していることと、データの時点を小さく2行で書いてあります。
ロゴを並べるページでは、高さを揃えてください。元のロゴは縦横比がまちまちなので、幅で揃えると大きさが不ぞろいに見えます。
抜粋であることと時点は必ず書きます。
チームの話は同じ型で3枚続ける
チームの価値観4つ
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」11ページ目「チームの価値観4つ」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p11 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:働き方と制度 図版の型:なし 配色:青 # 読み取った作り - 番号と丸の2階層:4つの方針を番号付きで並べ、それぞれの下へ白丸の箇条書きを2行ずつ置いています。図を作らずに階層を字下げで示しています。 - 4項目とも2行に揃える:どの方針も下の階層が2行です。行数が揃うので、4つを同じ重さのものとして読めます。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
4つの方針を番号付きで並べ、それぞれの下へ白丸の箇条書きを2行ずつ置いています。図を作らずに階層を字下げで示した形です。どの方針も下の階層が2行なので、4つを同じ重さのものとして読めます。
価値観を書くページに図は要りません。番号付きの項目を4つ、下に2行ずつ。
行数を揃えることのほうが、図を作ることより効きます。
働き方の方針4つ
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」12ページ目「働き方の方針4つ」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p12 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:働き方と制度 図版の型:なし 配色:青 # 読み取った作り - 前のページと同じ型:番号付き4項目と白丸の箇条書きという組み方を、前のページから変えずに繰り返しています。読み方を覚え直させません。 - 項目名を体言で切る:フルリモート、非同期、AIを前提、E2E のオーナーシップと、見出しを名詞で止めています。下の階層で文にしています。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
番号付き4項目と白丸の箇条書きという組み方を、前のページから変えずに繰り返しています。読み方を覚え直させません。見出しはフルリモート、非同期、AIを前提、E2E のオーナーシップと、名詞で止めて、下の階層で文にしています。
同じ性質のページが続くときは、型を変えないでください。2枚目で組み方を変えると、読み手は新しい読み方を探すことになります。見出しを名詞で止めると、並べたときの長さも揃います。
雇用形態別の選考
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」14ページ目「雇用形態別の選考」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p14 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:選考フロー 図版の型:なし 配色:青 # 読み取った作り - 2つの形態を並べる:正社員と業務委託を白丸で分け、それぞれの下へ番号付きの段を並べています。図にせず、階層だけで2系統を示しています。 - 共通の条件を上に:両方に共通する技術面談の時間と、最終面談前のすり合わせを、箇条書きの前に2行で書いています。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
正社員と業務委託を白丸で分け、それぞれの下へ番号付きの段を並べています。図にせず、階層だけで2系統を示しています。両方に共通する技術面談の時間と、最終面談前のすり合わせは、箇条書きの前に2行で書いてあります。
選考フローが2系統あるときは、共通の条件を先に出してください。系統ごとに同じことを書くと、違いがどこかを探す作業が増えます。段の数が4つ程度なら、図にせず箇条書きで足ります。
外部への発信先
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# 参考にするスライド バフェットコード株式会社「開発チームカルチャーデック」16ページ目「外部への発信先」 https://slidezukan.com/docs/buffettcode-culture2025/#p16 # 分類 資料の種類:採用資料 スライドの内容:まとめ 図版の型:なし 配色:青 # 読み取った作り - リンクを3階層で:採用サイト、ブログ、個別の記事を、階層を下げながら並べています。粒度の違う行き先を1画面にまとめています。 - 記事は題名で並べる:個別の記事は URL ではなく題名をリンクにしています。何が読めるかが先に分かる書き方です。 # 資料全体の決まり - 使用する色は4色まで - 中扉は置かない - 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ - 表紙の次は目次 # 依頼 上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。 内容:(ここに自分が載せたい内容を書く) 変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)
採用サイト、ブログ、個別の記事を、階層を下げながら並べています。粒度の違う行き先を1画面にまとめた形です。個別の記事は URL ではなく題名をリンクにしています。何が読めるかが先に分かる書き方です。
締めのページは連絡先ではなく、続きが読める場所にしてください。粒度が違う行き先は階層を下げて並べます。
記事は題名をリンクにします。
自分で作るなら
16ページを支えているのは、上端の帯と、箇条書きを2階層で通すことの2つです。
順番としては、まず載せないものを決めてください。事業の詳細、製品の機能一覧、オフィスの写真。求人や会社のサイトで読める内容を外すと、16ページに収まります。
次に上端の帯を作ります。中扉を置かないなら、帯の中の見出しが章名の代わりになります。高さと文字の大きさを全ページで固定してください。
本文は番号付きと白丸の2階層に統一します。項目は4つ、下は2行ずつ。図版は本当に図でないと伝わらないページだけに置いてください。