章扉のデザイン参考12選
2026年9月25日 公開
集計対象:中扉(22件) /用語: 中扉
章扉は、資料の中でいちばん作る手間が少ないページです。読ませる文字が1行か2行しかなく、図版も要りません。
章扉があるかないかで、資料の読みやすさは変わります。スライド図鑑には章扉が 22枚あります。並べてみると、区切りの作り方は3通りに分かれました。
中扉/22件
面の塗り方で区切る
いちばん多いのが、本編と違う色の面を敷く作りです。塗る範囲と、その上に置く文字の大きさで印象が変わります。
全面を1色で塗り、章名を本編と同じ大きさにする
画面の全面を金茶で塗り、左上へ章名を1行置いただけです。見出しも図版もありません。章名は本編のページ左上に出る小見出しと、同じ位置・同じ大きさです。
面の色だけが変わるので、章が変わったと形で分かります。章扉の文字を大きくすると、その章が特別に重要だと読まれます。位置と大きさを本編とそろえておくほうが、資料の中の別の役だと伝わります。
左3分の1だけを塗る
画面の左3分の1を黒く塗り、白抜きで section と番号を置いています。右側は本編と同じ白地のままです。番号だけ本文の何倍もの大きさにして、章名は右の白地に黒で置いています。
全面を塗る章扉より、本編との差が小さくなります。番号を大きくすると、章名の長さがページごとに違っても収まりが崩れません。20ページ前後の短い資料では、区切りを付けすぎないほうが流れが切れません。
基調色の面に図形をひとつ置く
左7割を基調色のティールで塗り、章番号と英語の章名と邦題を置いています。右3割は階段状の図形だけです。階段の最上段には橙の円が乗っています。
資料全体でティール以外の色は円だけに使われています。面を塗ったうえで、色の付いた小さな図形を1つだけ置くと、章扉が並んだときに目印になります。
図形の位置を章ごとに動かせば、何章目かも読めます。
画面を割って、右に章の中身を並べる
画面を左右に割り、左を青のグラデーションで塗って章番号と章名を置いています。右の白い側には、章に入るページの見出しが中黒で並びます。
章扉が小さな目次を兼ねた形です。目次のページを1枚作るより、章に入る直前に置くほうが読み手の記憶に残ります。
資料の頭に置いた目次は、本編に入ると忘れられます。
章扉に中身を書く
章名だけでは、その章で何を扱うかが決まりません。1行か2行足すだけで、扉が案内板になります。
章名の下へ扱う話題を1行足す
画面の左下へ章名を白で置き、下に紫の短い下線を引いています。中央にも上にも何も置いていません。
章名の下には、章で扱う話題を中黒でつないだ1行が灰色で入ります。
中黒でつなぐだけなので、項目の数が章ごとに違っても収まります。箇条書きにすると行数が変わって、扉の見た目がそろわなくなります。
番号・章名・説明の3段で組む
左上へ2桁の番号を青の大きな文字で置き、下へ章名、さらに下へ説明を3行置いています。右半分には章の内容に合った絵を敷いています。
説明を3行置くと、章名が抽象的でも中身が伝わります。長い資料ほど、章扉で一度立ち止まらせる価値があります。
章ごとに絵柄を変えれば、扉を見た時点で話が変わったと分かります。
章名の右下に、誰に向けた章かを添える
握手する2人の線画を背景に置き、間へ心臓の記号を1つ入れています。章の主題を絵で先に出した形です。
章名の右下へは、誰に向けた約束かを2行で添えています。
章名だけでは対象が決まらないときに効きます。扉の絵は章ごとに変えていますが、すべて線画で路線をそろえています。
内容が違っても、同じ資料の章扉として読まれます。
絵と写真で場面を出す
絵や写真を章扉に使うと、章の主題を文字より先に伝えられます。全面に広げるか、一部だけに置くかで扱いが変わります。
絵を全面に広げ、暗いところへ文字を重ねる
同じ資料の中でも、この扉だけ絵を画面の全面に広げています。文字は左上だけに置き、絵の暗い部分に重ねています。
絵の中ほどには細い朱の線が1本引いてあります。
章扉の型は、全部そろえなくてかまいません。番号と章名の位置が同じなら、絵の広げ方が違っても扉だと分かります。
見えている部分と見えていない部分の境は、線1本で示せます。
写真を端まで伸ばさず、右下に沈める
橙の面に章番号を白抜きで大きく置き、下に章名を小さく添えています。番号のほうが章名より大きく組まれています。
右下にはオフィスの写真を角丸で置き、上に手描きの文字を重ねています。
写真は画面の端までは伸ばしていません。面の色を主役にしたまま、写真を添え物として使う置き方です。
写真を全面に敷くと、章扉ではなく本編の1枚に見えます。
番号を背景と同系色の線で描く
右側に章番号の1を、背景と同系色の細い白線だけで大きく描いています。読ませる文字は左の章名だけです。
グラデーションは表紙と同じものを使っています。
新しい下地を作らずに、章の切れ目を文字の位置だけで示した形です。番号を塗りつぶさず線だけで描くと、大きく置いても章名より前に出ません。
何も足さずに区切る
色も絵も使わない章扉があります。本編との落差そのものを区切りにする作りです。
章名を1語だけ、画面の幅いっぱいに置く
白地に章名を1語だけ、画面の幅いっぱいまで大きく置いています。ほかに読ませる文字がありません。
文字の下には小さな画像が1つだけ置いてあります。
章の中身を説明せず、手がかりだけを残した形です。1語で言い切れる章名を付けておくと、扉がこの形で作れます。
長い章名だと幅いっぱいに置けません。
白地に章名だけ置いて、落差で区切る
白い画面の中央やや左へ、章名を1行だけ置いています。色も図版もロゴも使っていません。
本編は写真が全面に入るページが多いので、何も無い扉がそのまま区切りになります。本編が白地の資料で同じことをすると、区切りに見えません。
章扉に何を置くかは、本編が何を置いているかで決まります。
真似するなら
章扉に凝る必要はありません。まず、本編のページが何色の地かを見てください。白地なら色を塗り、色が多いなら何も置かないでください。落差が作れれば区切りになります。
次に、章名の下へ1行足すかどうかを決めます。章名が具体的なら要りません。
抽象的な章名を付けたときだけ、扱う話題を中黒でつないで1行足してください。
番号を入れるなら、章名より大きくしてかまいません。番号が大きいと、章名の長さがそろわなくても収まります。
塗りつぶさず線だけで描けば、大きくしても章名より前に出ません。
中扉/22件
この型で作る
読んだ内容をそのまま自分の資料へ移すなら、現物を開いて全体の作りから確かめてください。 各資料の記事には、生成 AI へ渡せる形の書き出しも付けています。
この記事の数値は、スライド図鑑に掲載している資料を集計して算出しています。 掲載件数が増えると数値も変わるため、本文では「このデータの範囲では」という限定を付けています。 外部の統計は使っていません。 下書きの生成に AI を使い、公開前に人が確認しています。
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