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スライド図鑑

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解説・記事・用語・資料の本文から探します。語尾の変わる言葉は別の語として扱うので、名詞で探すと当たりやすいです。

2026年3月期 期末 決算説明資料

さくらインターネット株式会社/決算説明資料/2026年4月27日 公開/全54ページ

資料全体で見えること

資料全体の使用色数
5色
表紙の配色
以降のスライドに引き継がれている
章扉
ある
表紙の次
サマリー

何を伝えるための資料か

さくらインターネットが通期の決算で公開している説明資料です。全54ページを5章に分けています。

実績の説明は14ページで終わり、残りは市場環境と成長戦略に使われます。ガバメントクラウドの採択と生成AI向けの投資という2つの話を、決算の数字と同じ資料で通す組み立てです。

全体の作り

54ページのうち5ページが章扉です。実績の章より、これから何をするかの章のほうが長くなっています。

章扉を紺の面だけで作る

章扉は紺の面に白文字で章名を置いただけです。ロゴも罫線も番号もありません。実績の章の手前、振り返りの章の手前というように、話が切り替わる場所に5枚入ります。

本編のページは白地なので、紺の面が出てくると章が変わったと分かります。色の反転だけで区切りを作る方法です。

ヘッダーの下に結論の帯を置く

本編のページには、ヘッダーのすぐ下にグレーの帯が入ります。帯の中に結論が1行か2行あり、強調したい語だけがピンクになります。

図や表はその下です。読み手は帯を読んでから図に入るので、図から結論を組み立て直す必要がありません。帯の高さと位置はページが変わっても同じです。

強調をピンク1色に絞る

本文で使う色は紺・ピンク・グレーの3つです。紺が地の色、グレーが図表の背景、ピンクが強調に当たります。

小見出しの帯もピンクの角丸で統一してあります。数字を目立たせるときも、図の中で主役の要素を囲うときも同じピンクです。読み手は「ピンクなら大事」だけ覚えれば読めます。

実績より先の話に紙幅を使う

実績の章は10ページ目から14ページ目までの5ページで終わります。振り返り、市場環境、経営方針と続き、後半の3章で30ページ以上を使います。

四半期の資料ではなく通期の資料なので、次の1年に何をするかを説明する場として使っている配分です。同じ決算説明資料でも、京セラの四半期資料は28ページ中18ページが実績と予想の数字でした。

表紙で決めていること

決算説明資料の表紙

さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」1ページ目:決算説明資料の表紙
引用:さくらインターネット株式会社/2026年3月期 期末 決算説明資料(1ページ目)/ https://www.sakura.ad.jp/corporate/wp-content/uploads/2026/04/260427-ir_2.pdf /2026年9月16日 取得
このスライドの作りをプロンプトにする
# 参考にするスライド
さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」1ページ目「決算説明資料の表紙」
https://slidezukan.com/docs/sakurainternet-2026q4/#p1

# 分類
資料の種類:決算説明資料
スライドの内容:表紙
図版の型:なし
配色:モノトーン

# 読み取った作り
- 枠を作っていない:ヘッダーもフッターも帯も置かず、白地の中央に文字を積んだだけの表紙です。有彩色はロゴの赤い一点しかありません。
- 中央に1列で積む:期・資料名・日付・ロゴ・著作権を、すべて画面中央の縦1列に並べています。左右に振り分けないので、視線が横に動きません。
- 大きさで階層を作る:資料名だけを極端に大きくし、期と日付は本文並みの小さな文字に落としています。色を使わず、サイズの差だけで主従が決まります。

# 資料全体の決まり
- 使用する色は5色まで
- 章の切れ目に中扉を置く
- 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ
- 表紙の次はサマリー

# 依頼
上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。
内容:(ここに自分が載せたい内容を書く)
変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)

白地の中央に文字を積んだだけの表紙です。有彩色はロゴの一点しかなく、階層は文字の大きさだけで作っています。

さくらインターネットの通期決算説明資料、1ページ目にあたります。

決算説明会の資料は2つの場面で読まれます。当日は登壇者が口頭で補いますが、同じ PDF が IR サイトに残り、以後は説明する人なしで読まれます。さくらインターネットは東証プライム上場のクラウド事業者です。読み手は機関投資家からアナリスト、個人投資家まで幅がありますが、業種が明確なので表紙で事業を説明する必要はありません。

5つです。

要素置き場所
対象期中央、小さく
資料名中央、いちばん大きく
日付中央、小さく
社名ロゴ中央下
著作権表記ロゴの下、極小

すべてが画面中央の縦1列に並んでいます。左右に振り分けた要素はひとつもありません。免責も登壇者名も入っていません。ページ番号もありません。装飾もありません。

掲載している表紙8枚は、作り方が4通りに分かれました。

型例得るもの失うもの
写真を主役にする野村不動産事業や実績そのものを見せられる文字を置ける場所が写真に縛られる
色の面を敷く明治HD基調色が画面を占める面が単調になりやすい
白地に文字だけ任天堂、さくらインターネット、エン・ジャパン手間が最小で、資料名に視線が集まる要素が多いと雑然とする
白地に図形を足す京セラ、ゼンリン、アイスタイル写真素材がなくても表情が出る文字と図形の干渉を設計する必要がある

さくらは3つ目です。

同じ型の任天堂と比べると差が出ます。任天堂はロゴを左上、資料名を中央、社名と日付を右下と対角に散らしました。さくらは全部を中央1列に積んでいます。

要素数はどちらも5つですが、散らすと視線が画面を横断し、積むと縦に一直線に落ちます。余白の見せ方が変わります。

中央に1列で積む

期・資料名・日付・ロゴ・著作権が、すべて中央揃えの縦1列です。

左右に振り分けたらどうなるでしょうか。

資料名を左、日付を右下に置くと、視線が斜めに動きます。動きが出るぶん、余白の形が複雑になります。中央1列なら、左右に等しく余白が残り、形が単純になります。

さくらの表紙で目を引くのは資料名の大きさだけです。配置に変化を付けないので、大きさの差だけが残ります。単純な形が、差を際立たせています。

色はロゴだけ

画面で色が付いているのは、ロゴの左上にある赤い部分だけです。文字はすべて濃いグレーで、黒ですらありません。

基調色を面で置く作りもあります。明治HDは画面の大部分を赤で覆い、以降のページの見出しと色を揃えました。

さくらは逆を選びました。色を足さないことで、視線が資料名に集まります。ロゴの赤だけが有彩色なので、小さくても目に入ります。

階層は大きさで付ける

「2026年3月期 期末」は小さく、「決算説明資料」はその数倍。日付はさらに小さく。3段階の文字サイズだけで、何が主題かが決まっています。

色も太さも変えていません。資料名だけが太字ですが、サイズの差のほうが圧倒的です。

手段を1つに絞ると、その1つの差を大きく取れます。色とサイズと太さを全部使うと、どれも中途半端な差になりがちです。

表紙に載せる要素が5つ以下なら、白地のまま組めます。

中央1列に積むか、対角に散らすかは、余白をどう見せたいかで選んでください。積むと静かな印象に、散らすと動きのある印象になります。どちらも要素が6つを超えると収まらなくなります。

色は、まずロゴの1点だけに絞ってみてください。文字を黒ではなく濃いグレーにすると、ロゴの色がさらに目立ちます。基調色を面で敷くのは、以降のページで同じ色を使い回す前提があるときに効きます。

階層は、色・サイズ・太さのうち1つだけで付けてください。サイズを選んだら、差は数倍にします。2割増し程度の差では、階層に見えません。

免責と著作権を外すかどうかは、資料がどこまで流通するかで決めます。さくらは著作権だけ残して免責を外しました。最終ページに免責を置く運用があるなら、表紙から外せます。

数字を見せる2枚

ARR(年間経常収益)の推移

さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」5ページ目:ARR(年間経常収益)の推移
引用:さくらインターネット株式会社/2026年3月期 期末 決算説明資料(5ページ目)/ https://www.sakura.ad.jp/corporate/wp-content/uploads/2026/04/260427-ir_2.pdf /2026年9月16日 取得
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# 参考にするスライド
さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」5ページ目「ARR(年間経常収益)の推移」
https://slidezukan.com/docs/sakurainternet-2026q4/#p5

# 分類
資料の種類:決算説明資料
スライドの内容:業績ハイライト
図版の型:棒グラフ
配色:青

# 読み取った作り
- ヘッダーは縦棒とロゴ:左端にピンクの細い縦棒、続いてタイトル、右端にロゴという1行だけのヘッダーです。背景は白のまま、帯を敷いていません。
- 結論をグレーの帯に:ヘッダーの下に薄いグレーの帯を横いっぱいに敷き、結論を1行置いています。本文領域とは色で分かれるので、罫線が要りません。
- 目盛りを2か所で切る:8,000と2,000の2か所で縦軸を波線で切り、13本の棒の差を画面に収めています。棒の高さの差を保ったまま、全期間が1枚に入ります。

# 資料全体の決まり
- 使用する色は5色まで
- 章の切れ目に中扉を置く
- 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ
- 表紙の次はサマリー

# 依頼
上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。
内容:(ここに自分が載せたい内容を書く)
変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)

13本の棒を1枚に収めたページです。縦軸を2か所で切って、差を保ったまま全期間を入れています。

さくらインターネットの通期決算説明資料、5ページ目にあたります。ストック型収益を示す ARR の推移を見せるページです。クラウド事業の説明では、売上高より ARR のような積み上がる指標が重視されます。四半期ごとに少しずつ増える数字なので、1期分だけ見せても意味がありません。3年分ほどの推移が要ります。

問題は、積み上がる指標はゼロから始まらないことです。13本の棒はどれも11,000を超えていて、差は1,000〜4,000程度しかありません。

上から4つです。

部品中身
ヘッダー左端にピンクの縦棒、続いてタイトル、右端にロゴ
結論薄いグレーの帯に1行
グラフ13本の棒。縦軸を2か所で波線に切る
注記グラフの下に3行

棒は13本のうち2本だけが青で、残り11本はグレーです。

掲載している業績ハイライト20枚のうち、棒の本数が10本を超えるものは少数でした。多くは2〜5本です。

本数が増えたときの扱いは3通りに分かれます。

やり方得るもの失うもの
縦軸を切る差が見えるまま全期間が入る棒の長さが値に比例しなくなる
期間を絞る軸を切らずに済む長期の傾向が見えない
折れ線に変える本数が増えても破綻しない各期の値が読み取りにくい

さくらは1つ目です。アイスタイルは24本の棒を軸を切らずに並べていますが、あちらは890万から1,080万への推移で、ゼロからの高さ比が大きく違います。

同じ「棒が多い」でも、値がゼロから始まるかどうかで選べる手が変わります。

縦軸を2か所で切る

縦軸に波線が2本入っています。8,000と2,000の2か所です。

切らなかったらどうなるでしょうか。

13本すべてが11,000を超えているので、棒の上端の差は全体の1割以下になります。13本がほぼ同じ高さに並び、増えている様子が形から読み取れません。棒グラフにする意味が薄れます。

2か所で切ると、上の区間だけが拡大されます。棒の上端の差が画面の中で大きく見え、増加が形で伝わります。

代わりに、棒の長さが値に比例しなくなります。棒の見た目が2倍でも値は2倍ではありません。波線は、そのための断りになります。

結論は帯の中

ヘッダーの下に薄いグレーの帯が横いっぱいに敷かれ、結論が1行入っています。

囲み線で枠を作る方法もあります。さくらは面だけを敷いて、線を引いていません。

線で囲むと、ヘッダーの下の横罫と枠線が近い位置で2本並びます。面なら線が増えないまま、本文領域と分かれます。

帯の色も、文字が読める明るさに留めています。濃くすると結論の文字が読みにくくなるので、背景に徹しています。

青くするのは2本だけ

13本のうち、‘25/3期 Q4と ‘26/3期 Q4の2本だけが青です。残り11本はグレーに落とされています。

全部を青にしたらどうなるか。13本が対等に見えて、読み手はどの2本を比べればよいか分かりません。

2本だけ濃くすると、比較の対象が指定されます。2本の上には「前年同期比 +9.3%」を円で置き、矢印で結んでいます。色と矢印の両方が、同じ2本を指しています。

グレーの11本は消えていません。推移の形は残したまま、読む場所だけが指定されます。

積み上がる指標を棒で見せるとき、まず棒の上端の差が画面の何割を占めるか確かめてください。

1割を切るなら、縦軸を切ることを検討します。切る位置は、いちばん低い棒の下あたりにしてください。全部の棒が切れる位置なら、比較のうえで不公平になりません。

切ったことは波線で示します。断りなしに切ると、値が2倍に見えるグラフになります。

本数が10本を超えるなら、比較したい2本だけを濃くしてください。残りをグレーに落としても、推移の形は失われません。増減率を書くなら、2本を線か矢印で結んで、どの2本の話か示してください。

結論の1行を置くなら、囲み線ではなく薄い面にしてください。ヘッダーの罫線と枠線が近い位置で重なるのを避けられます。

営業利益の変動要因

さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」12ページ目:営業利益の変動要因
引用:さくらインターネット株式会社/2026年3月期 期末 決算説明資料(12ページ目)/ https://www.sakura.ad.jp/corporate/wp-content/uploads/2026/04/260427-ir_2.pdf /2026年9月16日 取得
このスライドの作りをプロンプトにする
# 参考にするスライド
さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」12ページ目「営業利益の変動要因」
https://slidezukan.com/docs/sakurainternet-2026q4/#p12

# 分類
資料の種類:決算説明資料
スライドの内容:業績ハイライト
図版の型:ウォーターフォール
配色:青

# 読み取った作り
- 図を白い面に載せる:本文領域いっぱいに白い角丸の面を敷き、図を面の中に収めています。ページの地がうっすらグレーなので、面の輪郭を描かずに領域が分かれます。
- 括りを図の下に置く:13本の棒を「売上高の増減」と「コストの増加」の2つに分け、括弧を図の下に渡しています。棒の上には何も足さないので、階段の形が崩れません。
- 色で符号を示す:増加を青、減少をオレンジ、始点と終点をピンクと、3色で役割を分けています。矢印も棒と同じ色にしているので、凡例が要りません。

# 資料全体の決まり
- 使用する色は5色まで
- 章の切れ目に中扉を置く
- 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ
- 表紙の次はサマリー

# 依頼
上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。
内容:(ここに自分が載せたい内容を書く)
変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)

13本のウォーターフォールを1枚に収めたページです。棒の上には何も足さず、括りを図の下に渡しています。

さくらインターネットの通期決算説明資料、12ページ目にあたります。営業利益が前期からどう動いたかを、要因ごとに分解するページです。営業利益は4,145から403のマイナスへ落ちました。増収はしているのに利益が減っています。読み手にとっては「なぜ減ったのか」が最大の関心事になります。

要因を並べると11本ありました。売上の増減が4本、コストの増加が7本です。

ヘッダーの下に、白い角丸の面が1枚あります。図はすべてその中です。

位置中身
面の上端中央「営業利益の変動要因」の見出し(グレーの角丸)
面の中13本のウォーターフォール
棒の上各要因の名前(引き出し線つき)
面の下端「売上高の増減」「コストの増加」の括弧2本

棒の色は3種類です。始点と終点がピンク、増加が青、減少がオレンジ。

掲載しているウォーターフォールは4枚あります。要因の本数で扱いが変わりました。

本数例扱い
4〜5本京セラ要因名を横軸に置ける
6〜8本ゼンリン名前を棒の上下に振り分ける
11本以上さくらインターネット引き出し線で名前を外へ出す

本数が増えるほど、棒の幅が狭くなって名前が入らなくなります。さくらは最も本数が多く、引き出し線を使わざるを得ませんでした。増加と減少で色も分けています。京セラは増減を同じ青にして、符号はラベルの「−」だけに任せました。本数が少なければ色を分けずに済みますが、11本あると符号だけでは追えません。

図を白い面に載せる

ページの地はうっすらグレーです。白い角丸の面を敷いて、図を面の中に収めています。枠線で囲む方法もあります。さくらは線を引かず、地と面の明度差だけで領域を作りました。

線で囲むと、ウォーターフォールの13本の棒に加えて枠線が入ります。棒がすでに多いので、線をこれ以上増やしたくないという判断でしょう。面の角を丸めたことで、四角い棒との差も出ています。棒は直角、面は角丸。形の違いで、図と台が分かれます。

括りは図の下

面の下端に、「売上高の増減」と「コストの増加」の括弧が2本あります。11本の要因が、どちらに属するかを示すものです。

棒の上に書いたらどうなるでしょうか。

棒の上にはすでに要因名が引き出し線つきで並んでいます。括りまで足すと、上側に2段の文字が重なり、階段の形を追う邪魔になります。下に渡せば、棒の上には触れません。括弧の幅がそのまま範囲を示すので、どの棒がどちらかを線でたどる必要もありません。

矢印の色をそろえる

各棒の下に、増減の向きを示す矢印が付いています。増加の青い棒には青い矢印、減少のオレンジの棒にはオレンジの矢印です。

矢印を全部グレーにする方法もあります。ただ棒の色と矢印の色が対応しなくなり、凡例が要ります。

同じ色にすれば、凡例なしで対応が読めます。実際、ページに凡例はありません。色を3つに絞って、それぞれの意味を図の中で完結させています。

ウォーターフォールの要因が何本あるかを、先に数えてください。本数で打てる手が変わります。

5本までなら、要因名を横軸に置けます。棒の幅に収まる長さに名前を削るほうが、引き出し線より読みやすくなります。

10本を超えるなら、引き出し線で名前を外へ出してください。同時に、増加と減少を色で分けます。本数が多いと、符号のラベルだけでは向きが追えません。色は3色までに留めてください。

要因を群にまとめたいときは、括りを図の下に渡してください。棒の上には要因名がすでにあるので、上側に足すと2段になります。

図を台に載せるなら、枠線ではなく面の色で分けてください。ウォーターフォールは棒だけで線が多い図なので、枠線を足すとさらに増えます。角を丸めると、直角の棒との差も付きます。

先を見通す図の2枚

市場背景と成長率

さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」19ページ目:市場背景と成長率
引用:さくらインターネット株式会社/2026年3月期 期末 決算説明資料(19ページ目)/ https://www.sakura.ad.jp/corporate/wp-content/uploads/2026/04/260427-ir_2.pdf /2026年9月16日 取得
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# 参考にするスライド
さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」19ページ目「市場背景と成長率」
https://slidezukan.com/docs/sakurainternet-2026q4/#p19

# 分類
資料の種類:決算説明資料
スライドの内容:市場規模・TAM
図版の型:棒グラフ
配色:青

# 読み取った作り
- 本文領域を左右で割る:グレーの帯の下を左右2列に割り、同じ構成の組を2つ並べています。線で仕切らず、間に余白を置くだけで分けています。
- 見出しを角丸の面に:各列の頭にグレーの角丸の面を置き、白抜きで市場名を入れています。ヘッダーの縦棒とは別の記号なので、階層の違いが分かります。
- 出典を棒の下に置く:調査会社名とレポート番号を各グラフの下に小さく添えています。画面の中だけで、数字が自社推計ではないと分かります。

# 資料全体の決まり
- 使用する色は5色まで
- 章の切れ目に中扉を置く
- 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ
- 表紙の次はサマリー

# 依頼
上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。
内容:(ここに自分が載せたい内容を書く)
変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)

外部調査の市場予測を2つ並べたページです。出典を各グラフの下に置いて、自社推計でないと画面の中で示しています。

さくらインターネットの通期決算説明資料、19ページ目にあたります。事業が置かれている市場の成長性を示すページです。決算資料の後半には、業績そのものではなく前提を説明する場所があります。市場が伸びているなら、自社の成長が一時的でないと示せます。

ただ、市場規模の数字は自社で作れません。外部の調査会社のデータを借りることになります。借りた数字と自社の数字を同じ資料に並べると、読み手はどちらがどちらか分からなくなります。

上から3段です。

部品中身
ヘッダー左端にピンクの縦棒、続いて「市場背景」、右端にロゴ
結論薄いグレーの帯に2行
本文領域左右2列。各列に見出し・CAGR・棒グラフ・出典

左右の列は罫線で仕切られておらず、間の余白だけで分かれています。

各グラフの下に、調査会社名とレポート番号が小さく2行ずつ入っています。

外部データを引く場面での出典の置き方は、3通りに分かれます。

置き方得るもの失うもの
各グラフの下に置くどの数字がどの出典か、画面の中で対応する同じ出典が繰り返されると冗長
ページ下端にまとめる繰り返しが減る複数の出典があると対応が分からない
巻末にまとめる本文が最も静かになるその場で確認できない

さくらは1つ目です。2つのグラフの出典が別々のレポートなので、まとめて書くと対応が取れません。レポート番号(Doc #JPJ53498826)まで書いているのも特徴です。調査会社名だけだと、どの調査か特定できません。番号があれば読み手が原典を追えます。

見出しは角丸の面に

各列の頭に、グレーの角丸の面があり、市場名が白抜きで入っています。

ヘッダーの記号(ピンクの縦棒)とは別の形です。同じ縦棒を小さくして使う方法もありますが、さくらは形を変えました。

縦棒を小さくして使うと、ヘッダーと同じ系列の見出しに見えます。本文領域の中の区切りなので、別の記号のほうが階層が分かります。

角丸の面を選んだのは、下の棒グラフが直角だからでしょう。同じ形を避けることで、見出しと図が混ざりません。

CAGR を突出させる

「2025-2030のCAGR:17.6%」の「17.6」だけが、周りの数倍の大きさでピンクになっています。「%」は小さいままです。

グラフの中に書き込む方法もあります。ただ棒が6本並んでいるので、どの棒の話かが曖昧になります。

グラフの上に独立して置けば、6本全体を通した数字だと分かります。棒そのものには数値ラベルがひとつも付いていません。読ませたい数字を1つに絞った結果です。

出典の置き場所

調査会社名とレポート番号が、各グラフの下に2行で入っています。文字はページの中で最も小さいサイズです。

ページ下端にまとめたらどうなるでしょうか。

左右で別のレポートを引いているので、下端に2つ並べると、どちらがどちらか対応が取れません。「※1」「※2」の記号で結ぶ手はありますが、記号が2つ増えます。

各グラフの下なら、位置だけで対応します。記号を足さずに済みます。

外部データを引くなら、出典をその図の近くに置いてください。ページ下端にまとめられるのは、出典が1つだけのときです。

書く内容は、調査会社名だけでは足りません。レポート名と番号まで入れてください。読み手が原典にたどり着けるかどうかで、数字の信頼性が変わります。番号は小さく添えるだけで足ります。

複数の市場を並べるなら、列ごとに同じ構成にしてください。見出し・要約の数字・グラフ・出典の4段を揃えると、左を読んだ人が右で探し直さずに済みます。

要約の数字は、グラフの中ではなく上に独立して置いてください。グラフの中に書くと、どの棒の話か曖昧になります。上に置けば、グラフ全体を通した数字だと分かります。

見出しの記号は、ヘッダーと別の形にしてください。同じ記号を大小で使い分ける手もありますが、階層が3段以上になると混ざります。

中長期的な成長戦略の全体像

さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」24ページ目:中長期的な成長戦略の全体像
引用:さくらインターネット株式会社/2026年3月期 期末 決算説明資料(24ページ目)/ https://www.sakura.ad.jp/corporate/wp-content/uploads/2026/04/260427-ir_2.pdf /2026年9月16日 取得
このスライドの作りをプロンプトにする
# 参考にするスライド
さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」24ページ目「中長期的な成長戦略の全体像」
https://slidezukan.com/docs/sakurainternet-2026q4/#p24

# 分類
資料の種類:決算説明資料
スライドの内容:中期計画
図版の型:マトリクス
配色:青

# 読み取った作り
- 図と箇条書きを左右に:本文領域を左に2軸の図、右に施策の箇条書きと割っています。左が方向、右が具体と、役割で列を分けています。
- 軸に文字を沿わせる:縦軸と横軸のラベルを軸線に沿って置き、図の外に凡例を作っていません。2軸の意味が、図を見た位置でそのまま読めます。
- 確認記号で粒度を下げる:右列の施策をチェック記号付きの薄い面にまとめ、見出しより一段小さい文字にしています。見出し2つと詳細という2段階が、面の有無で分かれます。

# 資料全体の決まり
- 使用する色は5色まで
- 章の切れ目に中扉を置く
- 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ
- 表紙の次はサマリー

# 依頼
上の作りをそのまま使って、次の内容でスライドを1枚作ってください。
内容:(ここに自分が載せたい内容を書く)
変えたいところ:(あれば書く。無ければ「なし」)

2軸の図と施策の一覧を左右に並べたページです。軸のラベルを軸線に沿わせて、凡例を作らずに済ませています。

さくらインターネットの通期決算説明資料、24ページ目にあたります。中長期の成長戦略を1枚にまとめるページです。戦略のページには固有の難しさがあります。方向と具体を同時に示さなければならないことです。方向だけだと抽象的で何も決まっていないように見え、具体だけだと施策の羅列になります。

さくらは、方向を図で、具体を箇条書きで表しました。

ヘッダーとグレーの帯の下が、左右2列に分かれています。

位置中身
左2軸の図。縦は提供価値、横は顧客セグメント
左の図の中白い箱3つ、円2つ、太い矢印1本
右「共創型エコシステムの拡大」の見出し
右の中施策2つ。各見出しの下に説明1〜2行と確認記号つきの一覧

左右の間に罫線はありません。

方向と具体を1枚に収める方法は、3通りに分かれます。

やり方得るもの失うもの
図と一覧を左右に並べる方向と具体が同時に見えるそれぞれの面積が半分になる
図の中に具体を書き込む1つの図で完結する図が文字で埋まる
図と具体をページで分けるどちらも大きく見せられるページをまたぐ対応が必要になる

さくらは1つ目です。ゼンリンは中央に図、左右に説明の箱を置く3列構成で、図を中心に据えました。さくらは図と一覧を対等な2列にしています。

図を中心にすると図が主役になり、左右対等にすると具体の施策も同じ重みで読まれます。すでに動き出している施策があるかどうかで、選ぶ形が変わります。

ラベルを軸に沿わせる

縦軸に「提供価値のレイヤー・スケールの拡大」、横軸に「顧客セグメント・ユースケースの拡大」と書かれています。縦軸のラベルは縦書きで、軸線に沿っています。

図の外に凡例として置く方法もあります。「縦軸=提供価値、横軸=顧客セグメント」と2行書けば済みます。

凡例にすると、読み手は図と凡例を往復することになります。軸に沿わせれば、その位置で意味が読めます。

縦書きにしたのも同じ理屈です。横書きのまま縦軸の脇に置くと、軸から離れた場所に文字の塊ができます。

施策は薄い面の上へ

右列の施策は、見出しと説明の下に、チェック記号つきの一覧が薄い面の上に置かれています。見出しより一段小さい文字です。

箇条書きの記号を中黒にする方法もあります。さくらはチェック記号を選びました。

中黒は「これから並べる項目」を示します。チェック記号は「すでに済んだ項目」に見えます。一覧の中身は「取次店制度」「パートナーネットワーク」と、既に存在する仕組みです。記号が内容と合っています。

薄い面に載せたことで、見出し2つと詳細という2段階が、面の有無で分かれます。

始点と終点は円

図の左下に「ガバメントクラウド正式採択」のピンクの円があり、右上に「国産デジタルインフラ企業として領域を拡大」の円があります。2つを太い矢印が結んでいます。

箱で示す方法もあります。図の中にはすでに白い箱が3つあるので、同じ形だと区別が付きません。

円にすれば、箱とは別の種類の要素だと分かります。箱は「やること」、円は「そこからどこへ」という始点と終点です。形の違いが、そのまま役割の違いになります。

戦略のページでは、方向と具体のどちらを主役にするか先に決めてください。決め方で図の大きさが変わります。

図を主役にするなら中央に置いて左右に説明を添え、対等に扱うなら左右2列にします。決めずに描き始めると、図が大きすぎて施策が入らないか、施策を詰めすぎて図が縮むかのどちらかになります。

2軸の図を使うなら、軸のラベルを軸線に沿わせてください。凡例に出すと、読み手が図と凡例を往復します。縦軸は縦書きにすると、軸から離れません。

図の中に置く要素は、役割ごとに形を変えてください。やることは箱、始点と終点は円、というように分けると、凡例なしで種類が読めます。同じ形で色だけ変えると、色の意味を覚える必要が出ます。

一覧の箇条書き記号は、中身に合わせて選んでください。まだ着手していないことなら中黒、すでにあるものならチェック記号を使います。記号と内容がずれていると、読み手が判断を間違えます。

自分で作るなら

54ページを支えているのは、結論の帯を全ページ同じ位置に置くことと、強調の色を1つに絞ることの2つです。

順番としては、まずページの型を決めてください。ヘッダー、結論の帯、図表の3段。帯は1行か2行に収まる長さで書き、収まらないなら図を分けます。

次に色を3つに決めます。地の色、図表の背景、強調。強調は1色だけにして、小見出しの帯にも数字にも図の囲みにも同じ色を使ってください。色が2つあると、読み手はどちらが強いかを探すことになります。

章扉は最後でかまいません。地の色で面を塗り、章名を白で置くだけで足ります。

この資料の作りをそのまま使う

読み取った決まりを、生成 AI へ渡せる形にまとめています。構成と読み手を書き足してから使ってください。

資料全体の決まりをプロンプトにする
# 参考にする資料
さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」全54ページ
https://slidezukan.com/docs/sakurainternet-2026q4/

# 資料全体の決まり
- 使用する色は5色まで
- 章の切れ目に中扉を置く
- 表紙の配色を以降のページへ引き継ぐ
- 表紙の次はサマリー

# 読み解いたページ
- 1ページ目「決算説明資料の表紙」/表紙/図版はなし/モノトーン
- 5ページ目「ARR(年間経常収益)の推移」/業績ハイライト/図版は棒グラフ/青
- 12ページ目「営業利益の変動要因」/業績ハイライト/図版はウォーターフォール/青
- 19ページ目「市場背景と成長率」/市場規模・TAM/図版は棒グラフ/青
- 24ページ目「中長期的な成長戦略の全体像」/中期計画/図版はマトリクス/青

# 依頼
上の決まりに合わせて、次の構成で資料を作ってください。
構成:(章立てと、章ごとの枚数を書く)
読み手:(誰に何を決めてほしいかを書く)

全ページ(54ページ)

枠の付いたページに解説があります

解説するページの選び方 — 全54ページから5枚。決算説明資料は2026年9月17日より前の取り込みで、1資料5枚の旧ルールで選んでいます。表紙・業績・市場・中期計画です。

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さくらインターネット株式会社「2026年3月期 期末 決算説明資料」(2026年4月27日 公開/ https://www.sakura.ad.jp/corporate/wp-content/uploads/2026/04/260427-ir_2.pdf /2026年9月16日 取得)から引用しています。著作権はさくらインターネット株式会社に帰属します。 掲載の停止をご希望の場合は X の DM からご連絡ください。受領後72時間以内に非公開化します。